当院でもかなりの産婦さんが希望されますのでできる限りの判定をお知らせしております。妊娠4ヶ月頃から判定が可能となる場合もありますが、おおむね6ヶ月目には大体の判定が可能になります。
エコー(超音波装置)の性能が飛躍的に良くなり性器の描写が容易になったため、現在では90%くらいの確率で判定が行えるようになりました。最新の超音波装置での診断によって、映像でご確認いただけるようになりました。
本人および原則としてパートナーか親族の同意が必要となります。 通常、手術は全身麻酔を行いますので手術中の痛みはなく、15分程度で終了します。当日は入院の必要はありませんので日帰り可能です。基本的に、妊娠ができなくなるようなことはありませんが、何度も繰り返すと妊娠しにくくなる場合もあります。
但し、妊娠12週以降の中絶手術は、母体へのリスクが非常に高まるため入院の必要があり手術方法も異なります。そして、妊娠22週を過ぎると、どの様な理由によっても人工妊娠中絶を行うことはできません。
クラミジア感染症は、現在もっとも感染率の高い性行為感染症としています。男性に比べて女性の感染者がさほど痛みやかゆみを自覚しません。
放置しておくと子宮内膜から卵管、骨盤腹膜へと感染が広がる危険性があります。
検査は、その日のうちに30分程度で結果判定できます。1回限りの抗生物質の服用で完治しますので、パートナーに感染が確認されたのであればすぐに婦人科での受診が必要でしょう。
職場での理解があれば、お仕事との両立は十分可能です。ただし、安定期といわれる妊娠5ヶ月位までは、流産を起こす可能性が高いので特に過激な運動を避けるべきです。通常の8割感覚で運動や仕事をするものと理解して下さい。
重たいものを持つこと、長い時間立ち続ける、頻繁に階段の上がり下りをすることなどは避けてください。出血があった場合は異常のしるしですから、直ちに診察を受けてください。
尿検査による検査方法は基本的に変わらないのですが、診察の場合、その他に問診や超音波検査を行います。妊娠の場合、流産は子宮外妊娠など異常妊娠も調べます。
妊娠検査薬を用いる際は、基礎体温が高温期が3週間続いたとき、または生理が順調な人で予定日の1週間後が適切といわれております。あくまでこの検査は正常・異常を問わず妊娠状態にあるかどうかを判定するものです。また、正確な知識や使い方が無い中で検査してしまうと、間違った結果が出てしまうかもしれませんので、気をつけましょう。
市販の検査薬で妊娠しているサインが出たときは、異常が無いかどうか診察による検査をなるべく早く受けることをお勧めします。
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