カンジダはカビ(真菌)の一種で、もともと正常な皮膚粘膜に存在していて普段は何も害を及ぼさないのですが、膣の抵抗力が弱った時、例えば、妊娠、糖尿病、抗生物質やホルモン剤の使用後に増殖しやすい傾向になります。
症状は、灰白色の豆腐カス様のおりもので、外陰部がかゆくなるのが特徴です。治療は、膣の洗浄と膣錠の使用、併せて外陰部のかゆみに対して軟膏、クリーム塗布を行います。
カンジダ症は、特に難治性の再発をくりかえす場合が多く、この時はカンジダ治療経口錠や膣の抵抗力を上昇させる薬を飲みながら、定められた期間治療し、その後、再検査をすることが大切です。
期間は症状により7〜10日間位の通院を必要とします。
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